最近気になるエジプト情勢
しかし、一昨年(2009年)に旅行で訪れた思い出の場所である。
11日間の旅行の最後に訪れたカイロで、僕はすこぶる調子が悪かった。どうも空気が合わなかったようである。旅の疲れと重なったのか、頭痛や吐き気が止まらなかった。
そんなカイロがいま、激しく揺れているらしい。
まさに革命が起きようとしているらしい。
経済発展と政治体制のバランスの崩壊とでも表現できるだろうか。
それにしても革命の伝搬力は凄まじい。つい先日はチュニジアの政変を伝えていた。その前には、東欧や旧ソ連諸国の動きもそうである。
人々のエネルギーが集約し一つの方向に向いたとき、時の政府でも崩れるのである。
世界は生きている。そう感じずにはいられない。
(カイロ市内の街カド)
(地中海に臨むアレキサンドリア)