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トルコ旅行で出会った素敵なフランス人

 トルコ旅行の最終日、時間つぶしに海岸沿いの公園でボケっとしていた。しつこいチャイ売りのおじちゃんからチャイを買って飲んでいた。そうすると、1人のトルコ人ではない女性が声をかけてきた。

 

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チャイ

 
「そのチャイいくらだった?」と英語で聞かれた。「1TL(トルコリラ)」と答えるとチャイ売りのおじちゃんとトルコ語で値下げ交渉を始めた。
 
彼女いわく、現地では0.5TLが相場なのだとか。トルコ語ができそうだったから、トルコが長いのかと思ったら、3週間の休暇でトルコを旅行中のフランス人だった。
 
 
 彼女はわずか10日あまりで、全く知らなかったトルコ語で最低限の会話ができるようになったらしい。過去にもトルコ語を勉強したことはなく、滞在中に独学で勉強したようである。
 
聞けば「現地で現地の言葉を独学すること」。これが彼女の旅行スタイルらしい。以前訪れた簡単な中国語も覚えていた。彼女の独学法はこうだ。
 
まず、初日に現地の書店でコンパクトな辞書と小さなノートを買う。勉強の順は、発音記号の習得からはじめるそうだ。そして、数字 → 主語 → 動詞 → 挨拶フレーズで覚えていくそうだ。実際に旅行中に必要になった単語やフレーズを調べながら覚えていくらしい。彼女のA5くらいのノートには、いままで書き留めた単語がばっちりまとめられていた。
 
なんて素敵なんだろうと思った。郷に入れば郷に従えとは彼女のことを言ってるのかとも思った。
 

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ちなみに彼女は、スポーツ関連グッズを扱う米系外資のフランス支社で働いているらしい。バリバリのキャリア志向で、「フェアに評価されて、賃金に評価されるべき」と熱弁していた。彼女にフランスの会社は合わないらしい。今回の3週間の休暇も、営業成績が良かったため宿泊費は会社支給らしい。羨ましい!グローバルに仕事をしようと思ったら、彼女のような強者と渡り合うということだ。
 
今回思ったのは、語学は実践が全てということ。イスタンブールで観光客の客引きだけで語学を覚えてしまった人にも出会った。イスタンブールには各国から旅行者が押し寄せるから、言葉を使うチャンスはいくらでもある。それがビジネスとなって生活の手段となれば必死に覚えるだろう。
 
実際に会話しないと何年勉強しても使えなくて当然だ。語学を習得したければ、実践あるのみだ。次の旅行は、彼女のスタイルを真似てみたくてうずうずしてしまった最終日だった。